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ビガン歴史地区は、フィリピン共和国、ルソン島にある。
ビガンは1574年に、スペインの植民地となった港町である。
植民地になる前は、華人が住んでいて、ビガンで貿易を行っていた。
植民地時代には、1階がスペインのような石造り、2階がもともとの木造という混ざった
家が、華人によってスペイン人の指導によりたくさん作られた。
また、国際的な港町だったこともあり、木造の2階には、日本から伝わったとされる障子があるが、はられているのは紙ではなくカスピ貝であったり、
中国の影響を受けた獅子像が門の横に建てられていたりしている。
1999年に登録された。
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