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昔は、東西貿易の中継点である港町であった。
16世紀、ポルトガルが、アジアで香料による貿易で利益を得ようとしたところ、
船が暴風雨に遭い、そのために漂着した場所、ゴールを植民地にした。
17世紀に入ったころ、海に面しているために防壁を建てなかった場所からオランダが
攻め込み、ポルトガルが追い出され、オランダの植民地に変わった。
18世紀末、オランダの植民地からイギリスの植民地へと変わった。
ポルトガルからオランダに変わったとき、オランダ人は、ポルトガル人の建物をほとんど壊してしまった。しかし、城壁は残し、また、強化された。
また、その残った建物の中で、キリスト教の礼拝堂だった建物は、現在、イスラム教のモスクになっているものもある。
(スリランカは仏教徒が国民のほとんどを占めているが、ゴールの住む人々は、イスラム教がほとんどである。)
現在、住民が、住んでいる家を政府の許可なく建て直すことは出来ず、また、かつての別荘がホテル、そのほかにも、郵便局などは、前の3国が建てた建物を使っている。
1988年に登録された。
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