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ジャングルの中に奇妙な形の"シギリヤ"と呼ばれる岩山がそびえたっている。
高さ180m。"シギリヤ"とは、"シンハギリ"「獅子の山」から来ている。
今からおよそ1540年前、王であった父親を殺害したカッサパ王が、
この奇妙な形の岩の頂上に王宮を建てた。
そこで、自分を「神」とし、岩山に壁画を描かせ、巨大な獅子のような城門を作らせた。
壁画には、多数の天女が描かれており、現在でも、その色は鮮やかである。
カッサパ王が、王に即位した11年後、弟の父を殺したという復讐により、自殺した。
この岩山の上に王宮を作った理由は、弟の復讐をおそれたからだとも言われている。
1982年に登録された。
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