ハー・ロン湾    

龍 の 親 子 が 降 り た っ て 作 り出 し た 島 々

ハー・ロン湾の広さは、およそ1500ku。
そこに、およそ3000もの大小さまざまな島々が海に浮かんでいる。
島のほとんどが石灰岩のために、人が住むことは出来ない。
そのために、何世紀か前までは、海賊の隠れ家になった島もあったという。
しかし、今では、ほとんどが無人島のため、自然が壊されないまま、残っているところが多い。唯一、このハー・ロン湾を住処としているフランソワリーフモンキーなどの珍しい動物が暮らしている。

ハー・ロン湾という名は、"ハー"が「降りる」"ロン"が「龍」という意味だ。
昔々、ベトナムが中国の侵略に悩まされていたころ、龍の親子が降りたって、中国を破った。その時に龍の親子の口から出された宝玉が、現在のハー・ロン湾の島々になったと伝えられている。

1994年に登録されたが、2000年に登録地の拡大のため再登録された。

←バック