|
ミーソン聖域とは、4世紀ごろに貿易の中継点によって栄えたチャンパ王国の国王、
バードラバルマンT世によって建てられた。
レンガ造りの寺院にはセメントなどの接着剤を使っていなく、
植物油を使って接着してあるのでは、といわれている。
インドやカンボジアの影響を受けたため、建築様式はヒンドゥー教が主体だが、仏教など他の宗教も混ざっている。しかし、70以上もの塔を建てていた最盛期を迎えたころには、独自の建築様式が完成していた。
その塔とは、赤茶色のレンガで出来ていて、「カラン」と呼ばれている。高さは10m。レンガには彫刻がしてある。
1999年に登録された。
|