白熱灯−熱放射

 

 

 

白熱灯は熱も出す

熱放射(温度放射)とは、高温の物体が発する光です。鉄などを熱したり、電熱線(ニクロム線)に電気を流したりすると、赤くなり、そして白っぽい光を出すことは聞いたことがあると思います。これは高温の物体を構成している電子やイオンなどの荷電粒子の熱運動(振動)のために、電場や磁場が変動して発生するものです。太陽の光や白熱灯は、この原理で光を出しています。

※ニクロム線はニッケル・クロム・鉄を主成分とする合金です。

 

白熱灯の原理

白熱灯はこの熱放射によって光っています。そのため、白熱はつけると熱くなります。この原理はこのようになっています。白熱灯の中の金属(タングステン)に電気が流れると、金属を構成している原子が激しく振動し、熱を発生します。また、原子が振動するとき、原子中の電子も振動します。この電子の振動エネルギーが光として放射されるのです。


 

     太陽の温度

 

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