光の粒子性

 

 

 

光は波でもあるし、粒でもある

光は波であると書きましたが、実は別の性質も持っていることがわかっています。それは粒子性、つまり粒という物体としての性質です。


光の二重性

そもそも光の正体が分かっていなかった17世紀には、波動説と粒子説の2つの説がありました。波動説を唱えたのはホイヘンス、粒子説を唱えたのはニュートンです。(ニュートンは波動説から粒子説に転向したようです。)その後、ヤングの実験と光電効果の発見によって、現在では光は二つの顔を持っていると考えられています。つまり、実験装置に光が到達する前には光が波なのか粒子なのか分かりません。光は受け止めるものにより、波としても粒子としてもふるまうということです。これを光の二重性といいます。実はこのように波と粒子の両方の性質を示すということは、原子レベルのミクロの世界ではよくあることなのです。


 

     光電効果

 

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