| 残念なことに |
残念な事にいまだにノーベル経済学賞の日本人受賞者は、現れていません。その為ここでは、 代わりとして経済学賞を取ったフリードマンとナッシュの二人の受賞者を紹介します。
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| フリードマン、アメリカ(1976年) |
| 1912年ニューヨークで生まれる。 |
| 1946年、30年間シカゴ大学で教鞭をとる。このときシカゴ学派(自由主義経済派)を作ります。 |
1970年代ニクソン大統領政権下で、ブレーンの一人となり、自由変動為替相場や、所得税についての助言をしました。
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1976年「消費と貨幣の理論と安定化政策について」で受賞しました。(要するに、公共事業や社会保障の民営化。通貨供給の固定。市場原理の導入による「小さな政府」の実現)
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| ナッシュ、アメリカ、(1994年) |
1928年誕生。カーネギー工科大学に入学し、その後プリンストン大学に移り、そこでゲーム理論を学ぶ。
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1994年、「ゲーム理論の数学的手法を取り入れた経済分析の研究」(ゲーム理論を取り入れた経済分析研究)により経済学賞を共同受賞。
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| ゲーム理論・・・・・・ゲーム(チェス等)のように確率からできるだけ損をしないようにする方策を求める理論のこと。 |
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