象形文字～甲骨、ヒエログリフ、トンパ～

Q.どのような構成原理であるか？

縦書きの場合は上から下へ読んで、横書きの場合は人や動物の向きで示される。

　　古代エジプトの象形文字ヒエログリフ。日本では聖刻（神聖）文字と言われている。名前の由来はギリシャ語のヒエロス(聖なる)、グリフェリン(彫る)から来ている。また表意文字でもあり、表音文字でもあるヒエログリフは母音はなく、全部子音で表現していた。一つの文字がいくつかの意味をもち、同じ語句の中で、象形的、表音的、表意的になる。
　　読み方は横書きの場合、文中に表現されている人や動物の頭が向いている方向が文頭で、縦書きの場合は文頭にある文字から読んでいく。

例
※矢印の方向に読んでいく。