流星塵とは?


塵の写真 ※中央の黒丸が流星塵
流星は発光した後に、どうなるのか?

 そう考えたときに、消えてなくなってしまう訳ではなく、地上に降って来ています。

 その数ミクロンのとても小さい肉眼では見ることが出来ない塵・粒のことを流星塵といいます。

 流星物質となる宇宙の塵は主に鉄やニッケルなどの金属でそれが、発光の時に気化してその場の大気に残ります。

 それは、流星が流れた後も尾がまだ残っているときのそれです。


流星塵は捕まえてみることができる?

 できます。

 流星塵はとても小さいですが、それを捕まえて観察する事ができます。

 またそういった流星の観測方法もあります。

 写真は流星塵を顕微鏡で拡大したもので、直径8ミクロンで見事な球形をしています。

 また流星塵とはもともと宇宙の彗星からやってきた物質であるので、

 そこには未知(まだ知られていない)の情報が含まれているかもしれませんね。