おうし座北・南流星群
おうし座の北と南にそれぞれ輻射点を持っていますが、だいたいどちらも 活動的には変わらず、10月15日から11月いっぱいという長いだらだらとした活動をする流星群です。
ただ、98年は特に、数はそう多くなかったものの、火球を伴うものが 数多く見られました。
98年の石川県沖の日本海に着水したと思われる いん石も、このおうし座流星群によるものだろうといわれており、 その付近の日は、ほぼ毎晩、火球が目撃されていたので、 活動が活発になってきたのかもしれません。
しし座流星群の活動かと勘違いされてしまいがちです。