無意識
人間の中には「無意識」の部分があると考えられています。 そして、『ジークムント・フロイト』は無意識をもとにして、人間の心理の構造を初めて考えた人です。

無意識」とはなんなのでしょうか?
ここでいう「無意識」は、一般で考えられている「無意識」とは意味が違います。 「意識が無い」と書いて「無意識」なので、気絶などが一般的に考えられがちです。 さらに、寝ている間も意識は無いと考えられます。しかし夢をみます。 夢は自分の知らないところで作られています。

ところで、逆に「意識がある」とはどういうことでしょうか。「意識的に」などは、わざと、故意に、 などという意味があります。これはちゃんとその行動が頭の中にあり、自分で理解しているということです。 なので、逆に「無意識」というのは、その行動が頭の中にあっても、自分では理解していないのです。

つまり、自分の中の知らない自分の部分の事などです。先ほど言った夢の話も「無意識」が働いているのです。 わかりやすく説明すると、例えば忘れていた事を突然思い出す事があります。 それは別に外から与えられたものではなく、自分の知らない部分で眠っていたものが出てきたと考えられます。 その知らない部分が、「無意識」と呼ばれます。