海の生物が酸欠になる!?

・魚や貝が呼吸できなくなる!

 海の中の酸素が少なくなってしまい、魚や貝が呼吸できなくなるという事件がが起こっています。
 そのため、沿岸部に住んでいるアサリなどの貝類やカレイ、スズキといった魚が大量に死んでしまっています。
・何で海の中の酸素がなくなるの?

 赤潮青潮といった現象が原因と言われています。
 赤潮とはプランクトンが大量に増え、海面が赤く染まる現象のことです。
 そして、大量に増えたプランクトンが死ぬときに、海の中の酸素を大量に消費します。
 また、青潮とは細菌が海底に溜まった有機物を分解し、酸素を大量に使います。
 そして、海底にある酸素の少ない海水が風によって海面に上昇し、海面が青くなる現象です。
 これらのことのために海の生物は酸欠になってしまうのです。