タンカーが海を汚す!?
・タンカー事故発生!!
1989年にアラスカでタンカーが座礁しました。

そのために4万トンもの原油が海に流れ出しました。

この原油は米国沿岸の海岸を2,400kmにわたり汚しました。
事件の後、油のために全身真っ黒になってしまった鳥や、
白いおなかを上にして浮いている魚が見られました。

このように、タンカー事故は生物に大きな被害を出すのです。

・重油の被害ってどうなっているの?

海洋汚染のうち油による汚染は60%であり、

そのうち船から出るものは約80%を占めています。
ここで注目したいのは船から油が漏れた原因が事故ではなく、
船から出たゴミや、船を洗うときに捨てられた油、
作業員のミスなどによるものだということです。
そして、ここで流れ出た油は海の生物を油まみれにしたり
オイルボールという形になって海岸に流れ着きます。