散歩中にしてはいけないこと

ここでは、散歩中に絶対してはいけないことの3つを紹介します。
周りの人には迷惑をかけないことが、犬を飼うという何より大事なことだから!

 

1.ワンちゃんの好き勝手に歩かせない!

散歩をしている時、リード(引き紐<ひきひも>)をつけているからといって、歩道を占領<せんりょう>してはいけません。
道路はみんなが利用するものだからです。
ワンちゃんがウロウロしていたら、他の人にとっても迷惑になってしまうし、ワンちゃんにとっても危険です。

リードは短めに持って、ワンちゃんを自分の足元について歩かせるようにしましょう。
そして、それができたら、頭をなでたり、首元をなでてあげて、しっかりほめてあげます。
すると、ワンちゃんはそれがいいことだとわかって、同じことを繰り返すようになります。

ワンちゃんのしつけはしっかりしていきましょう♪

 

2.リードをはずさない!

散歩中は、いくら自分の飼っている犬が聞き分けがよかったとしても、リード(紐<ひも>)をはずしてはいけません!
たとえ、数分の間だけでもはずさないでください!
ワンちゃんのストレスをとるために・・・・という理由で絶対にはずさないでくださいね!

リードをはずすことによって、交通事故や迷子といったことが、ワンちゃんの身に起こるからです。
同時に、ワンちゃんのトイレの後始末やメス犬の元へ行くなど、周囲にかける迷惑も大きいためです。

「私の飼っているワンちゃんはおとなしいから大丈夫♪」 「小型犬だから大丈夫♪」 と絶対に安心してはいけませ
ん。
何かのはずみで、人を噛<か>んでしまう可能性だってあるんですよ?
また、 噛<か>まなくても人を追いかけたりして、追いかけられた人が転んだりして、事故にあったりするかもしれ
ません。
反対にケガをしなくても、その人は犬ギライになってしまう可能性だって・・・・。

そういったことから、散歩中は絶対にリードをはずさないようにしましょう。
ワンちゃんの安全は飼い主である私たちが守ってあげましょうね♪

 

3.公園や道端<みちばた>でブラッシングはしない!

犬には年に1回、春から夏にかけて、『換毛期<かんもうき>』というものがあります。
『換毛期<かんもうき>』とは、暑い夏に備えて、大量の毛が抜けます。

家を汚したくないためなのか、天気の良い日に公園や道端<みちばた>などで犬のブラッシングをしている人を
よく見かけることがありますよね?
でも、これは、絶対にしてはいけないことなんですよ!

「抜けた毛の始末」や「飛び散った毛の始末」はどうすればいいんでしょうか?

しかも、問題は 「毛が飛び散る」 ということだけではないんです。
もし、ノミやダニなどがいれば、毛と一緒にそれらの体外寄生虫<たいがいきせいちゅう>もまき散らすことになって
しまうんですよ!
他の犬にとっても、大迷惑です!!

「抜けた毛はちゃんと捨てて、持って帰る」 といっても、飛び散った毛まで拾い集めるなんて絶対にできません。
それに、公園に遊びに行って、犬の抜け毛の固まりを見つけたら、嬉しいなんて思わないよね?

日々のブラッシングは自分の家ですることは、家で犬を飼うにあたっての鉄則です!

 

 

『散歩の仕方』にもどる