<body text="blue">バイテクと発展途上国</body>
どうして商品作物を作り続けるのか?

発展途上国は商品作物以外の作物を輸入する必要があり
ます。 
しかしお金がないため先進国に多額の借金をしています。 
発展途上国は、商品作物を売った利益から借金を返済し
ています。そのため、今のような先進国のニーズに合わ
せた農業をしなければならないのです。 



しかし、この方法は、前述したように、逆に貧困問題を
悪化させています。
さらにこうした、悪循環を作ってしまったのは、先進国
がより安いものを買うために発展途上国の肥沃な大地を
先進国の輸出向けの作物にしてしまったためにあります。


こういった話は日本にはそんなに関係ないと思うかもし
れませんが、日本は世界最大の食糧輸入国です。
つまり、こうして発展途上国の土地を削って出来た作物の
恩恵を一番受けている国なのです。
つまり商品作物を作ることが、土地を悪くして、
借金を増やしどんどん貧困問題を悪化させているんですね。
そういうこと。そしてこのことは、
先進国も少なからず原因を作っているということなんだ。

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