●現在までの経緯

1898年、孫中山(孫文)先生の提唱によって、日本に住む中国国籍を持つ人々(華僑)の手で、中国で使われる言葉による学校、「大同学校」「華僑学校」「中華学校」が創立されたのが始まりです。

その後、1923年の関東大震災や1945年の東京大空襲、また1952年、中華人民共和国が成立(1949年)した影響を受けて分散するなどの事を経ましたが、1953年9月に校舎を建設し、1957年に校名を「横浜山手中華学校」としました。

●どんな学校なのでしょうか

横浜山手中華学校では、幼稚部、小学部、中学部に分かれ、4歳から15歳まで358人の生徒が学んでいます。また、中国から招かれた教師や日本人教師、華僑の教師が指導にあたっています。

また、教科書は、日本語のものと中国語のものを使います(右にある写真は実際に使われている中国語による教科書です)。学校には、普通教室のほか、図書室・コンピュータ室・理科室・裁縫室・音楽室・工作室・調理室・医務室・放送室・講堂があります。他にも、課外活動としてバスケットボール・コンピュータ・美術・手芸・卓球・中国民族舞踊・獅子舞などをします。