  その10
著作権の歴史 番外編
これもテキストを調べている途中にはじめて知ったことなのですが、著作権というものが初めて日本に出来たのはなんと明治3年の事だそうです。しかし当時の著作権法は出版取り締まり規定というものとの併合法規で全くいまの著作権法とは違うものだといわれています。実際現在の著作権法の前身が出来たのは明治32年第2次山県内閣のときに公布された旧著作権法で法案は法学博士水野錬太郎貴族院議員が立案しました。この法律は当時においては画期的なもので昭和45年までこの法律は利用されていました。そして現行の著作権法が昭和45年に交付されて以降何度もの改正を経て現在に至っているのです。このような著作権の歴史を見てみると現在の著作権法は推敲に推敲を重ねて出来たのだなあと実感しました。そして今後はさらに情報化社会が進んでいき、著作権という言葉を耳にする機会も更に多くなるのではないかと思いました。
(若木)
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