肖像権について

このサイトを日頃御使用になっていただきまことにありがとうございます。このサイトのご利用の方から、”肖像権について”の意味が不明瞭な部分があるのご指摘をいただきました、ためここで肖像権について説明をさせていただきます。今後ともこのようなことがないよう努力していきますが、もしそのようなことがございましたら、掲示板にお願いいたします。

肖像権とは・・・

肖像権とは自分の顔写真などを勝手に自分の意図に反さず使われることがない”人格権”とアイドルや有名人などの、じぶんの顔（知名度などです）で生計を立てている人にかぎってのパブリシティ権という、その勝手に写真を使われることで自分の生活に損害を与えられることのない、という権利です。つまり、皆さんが有名人などの写真を勝手に使うと、それは図らずとも、彼らの生活を脅かしていることになってしまうのです。”ではよく見かける記者会見後のカメラのフラッシュはどうなのか？”とおもわれるかもしれませんが、それは自分の顔で生計を立てている人にとっては”自分の顔を世間に売ることが仕事”なのです（言い方が汚いですがまさにそのとおりなのです）ですので、ニュース写真などを撮られることのときは、肖像権の問題に関しては制限が加えられますつまり問題なのはとられることではなく、その写真を誰か第三者に使われるときのほうが問題なのです・

また一般の人たちのときでも撮られた写真がどこかの風景や公共物、を主体にとってとられている場合は、撮られた人が精神的肉体的苦痛を訴えない場合は肖像権は与えらないと考えてよいです・これは誰か一人を主体としてとった写真の中にほかの人が小さく紛れ込んでしまった場合にも同じことで、画面の隅っこに写ったからといって、肖像権を主張すること原則的にできません。ですが普通に一般の人を主として撮った写真には人格権は認められるわけですので、勝手に使用することは認められません・

もちろん、これらは写真がそのまま使われた、という前提の下で進んでいます。かりに自分の写真にいたずら書きなどをされていたら、それは明らかな人格権の損害となります。