この実験に関する質問はこちらまで




  
*日時*
                 2004年4月25日に実験を行いました。


*目的*
              ・無細胞系タンパク質合成システムを用いて光るタンパク質を作ってみる
              ・DNAが入っている場合と入っていない場合との比較をする
       ・実際に光るタンパク質を目で見てみる
              ・光るタンパク質合成の実験を自分の手で行う


*準備・材料*
               ・チューブ ・マイクロピペッター ・ヒートブロック ・チップ 



*手順・方法*


☆ DNAが入っている場合と入っていない場合をつくり比較する。



1.加える

@マイクロピペッターで、
A液15.3マイクロリットル取り、チューブに加える。
→チップは捨てる。








2.加える

Aマイクロピペッターで、
B液11.7マイクロリットル取り、チューブに加える。
→チップは捨てる。

  






3.加える

Bマイクロピペッターで、
DNA溶液を3.0マイクロリットル取り、チューブに加える。
→チップは捨てる。



        






反応前の様子・・・光っていない





4.反応させる

Cチューブのふたをしっかりとして、ヒートブロックで、
45分間(37℃)以上反応させる。











5.完了

I*タンパク質の合成完了*






*感想*

初めてタンパク質の合成をし本当に光っているのを見て現在の科学の素晴らしさを感じました。
DNAやタンパク質を研究するのはとても重要なことだと思いました。
DNAが入っている場合と入っていない場合を比べ、DNAが入っているものだけが光っていました。
これは、セントラル・ドグマがチューブの中で行われていたためだと考えられます。



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酢酸マグネシウム・・・phの調整をする

LMCPY・・・理化学研究所提供

tRNA・・・mRNAにのコドンに従った
アミノ酸 を運んできます。

アミノ酸・・・タンパク質の材料

S30・・・大腸菌由来のリボソーム
       (
タンパク質合成の場

クレアチンキナーゼ・・・反応を促進させる酵素

T7RNAポリメラーゼ・・・DNAをmRNAに転写させる酵素

協力:日本科学未来館 実験工房

C液

・・・DNA溶液


DNA溶液