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     協力:(有)リバネス
*日時*
                 2003年10月19日に実験を行いました。


*目的*
              ・バイオテクノロジーなどに関する正しい知識を身に付ける。
              ・最先端の研究について理解を深める。
              ・実際にDNAを目で見てみる。


*準備・材料*
               ・シャーレ ・サケの白子1g ・薬さじ ・茶こし ・割りばし 2膳  
               ・ゴミ袋 ・ティッシュ・試験管たて ・蒸留水 50ml ・SDS 4ml 
               ・食塩水 10ml ・食塩水 30ml ・エタノール 50ml



*手順・方法*

1.すりつぶす

@シャーレに蒸留水を少しずつ入れ、白子を薬さじですりつぶす。





  




2.こし取る

Aシャーレにあるすりつぶした白子を、蒸留水で何度か洗ってこし取ります。

  






3.かき混ぜる

B洗剤(SDS(界面活性剤))を4ml入れ、割りばしでやさしくかき混ぜます。





だんだんとドロドロしてきます。




5.かき混ぜる

C食塩水を10ml入れ、割りばしでかき混ぜます。





もやもやしたもの(たんぱく質)が浮いてきます。




5.かき混ぜる

D60℃のお湯につけ、かき混ぜます。
この時、ある程度の粘り気が下がってくるまで十分にかき混ぜます。
(2〜3分 60.5度)








6.かき混ぜる

E食塩水を30ml入れ、割りばしでかき混ぜます。





だんだんとプルプルしてきます。これは
たんぱく質です。DNAは水に溶けています。




7.こし取る

Fドロドロの液体を茶こしでこし取ります。








8.エタノールに静かに加える

G室温まで冷ましたら、エタノール50mlの中に加えます。
この時も全ての液体を加えなくても大丈夫です。








9.巻き取る

H
DNAを割りばしで巻き取ります。
割りばしを透明なモヤモヤの中にさして静かに回すと、
DNAを巻き取れます。








10.完了

I*取り出し完了*






*感想*

初めてDNAを自分の目で見ることができ、生命の素晴らしさを感じました。
このDNAが生物の体を構成するタンパク質の設計図となっていることに驚きました。
タンパク質はとても重要なもので、人間の髪の毛やツメ、筋肉や臓器などを構成したり、
消化酵素だったり、細菌を構成する抗体だったり、記憶に関係する伝達物質だったりします。
DNAやタンパク質を研究するのはとても重要なことだと思いました。
これからの医学ではこのような技術が必要となってくるのでもっと理解を深めようと思いました。



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