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*オーダーメイド医療*

東大医科学研究所には厳重に管理された一室があります。
そこは、
「バイオバンク」と呼ばれています。
そこでは、専用の機器が小さな試験管に貼られたバーコードの情報を
次々と読み取っています。
試験管の中は、癌など約40疾患の患者のDNAです。
全国の医療機関で患者の同意を得て採取され、バーコードに暗号化さ
れた上でバイオバンクに集まります。
例えば、
『肺がんでA薬を飲み、副作用が出たタイプのDNA』などと分別
管理されています。
2007年度までに30万人分を集め、1人1人の遺伝子の違いと、薬の
効果や副作用との相関関係を調べるために、保存されています。
文部科学省が後押しする研究が今年度から本格的に始まったのです。

参考:朝日新聞 平成16年3月7日付

〜医療はどう変わる?〜

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