*鼓室*
下の図のように鼓膜の内側には鼓室という小さな部屋があります。
大きさは大豆ぐらい(1〜2cc)です。
鼓室には空気が入っていて、耳管とよばれる細長い管を通ってのどに抜けます。
耳管は通常は閉じているが、唾を飲み込んだり、大きく口を開けると、自動的に開きます。
そして、空気が中耳に入ったり出ていったりして鼓室の気圧を調整します。
例えば…
高い山に登ったり、エレベーターの急降下・急上昇などで耳が詰まるような感じがする。
↓
鼓膜内外気圧がつりあわない(※気圧の差によって鼓膜がひっぱられている)
↓
唾を飲み込んだりして耳管を開くと気圧差が解消される。
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