ひこうきはなぜとぶのか。このこたえは、たくさんあります。
いろいろなりゆうがあつまって、はじめてひこうきはとぶことができます。
こんかいは、そのなかでいちばんたいせつなものをかいせつしたいと思います。




ひこうきは、エンジンのちからでとぶことができます。
このエンジンというのは、まえにすすむちからをだしています。
ずにすると、したのようになります。




でも、ひとつもんだいがあります。ちきゅうは、じめんのうえのものを
ひっぱっています。じゅうりょくと言って、ぼくたちもひっぱられています。
ということは、ひこうきもひっぱられてしまいます。
エンジンをつかっても、まえにすすむちからしか出ません。下のずのようなかんじです。




Aのしゃしんで、なぜひだりしたにおちるのかと言うと、ひこうきは
まっすぐすすんで、したにひっぱられていて、うえにあがるちからはないからです。
「まえにすすみながら、したにおちる」=「ひだりしたにおちる」です。




では、どうすればいいのでしょうか。そうです。うえにもちあげればいいんです。
ようりょく」というちからをつかうと、ひこうきは、したにひっぱられるちからと
うえにもちあがるちからがつりあって、したにおちなくなります。




つまり、ひこうきは「ようりょく」があるからとべるのです。



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