有害なごみについて

ごみには家庭ごみの他に事業系(じぎょうけい)ごみ、産業廃棄物(さんぎょうはいきぶつ)放射性(ほうしゃせい)廃棄物があります。

事業系ごみ 企業(きぎょう)から出るごみのことです。
コピーやファックス、パソコンから出る紙ごみが多く
ごみを多くさせている原因(げんいん)になっています。
東京23区では、1996年12月から有料化(ゆうりょうか)されました。
(1kgあたり28.5円)
産業廃棄物 大きな企業や工場から出るごみのことです。
自動車や電気製品(せいひん)、ビルを(こわ)したときのコンクリートのくず、
工場から出る廃油(はいゆ)など。
有害な物質がふくまれているため、処理(しょり)がむずかしく燃やす
ことはできません。
最終処分場(さいしゅうしょぶんじょう)が産業廃棄物処理場にうめたてられています。
一般(いっぱん)のごみの(やく)8()もの(りょう)が1年間に出されていて、
大きな問題になっています。
産業廃棄物は出してところが、自分で処理することに
なっています。しかし、処理するのにはお金がかかるので、
不法投棄(ふほうとうき)(かってに空き地などにすてること)されることも多く、
環境汚染(かんきょうおせん)心配(しんぱい)されています。
放射性廃棄物 ごみの中でもっとも()(あつか)いがむずかしいのが、原子力発電所
から発生する廃棄物
です。
目に見えない放射能(ほうしゃのう)を発生させて、生物に害をあたえるからです。
けれども、安全なものにする方法や保管する場所をどこにするか
などきちんと決まっていないため、大きな問題になっています。

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