イエス=キリスト −神の子−
博士 「それじゃあ、キリスト教にとっての救世主・・・イエス=キリストの生涯(しょうがい)についてかんがえてみようか。」
三人 「「「はーい」」」
博士 「それじゃあまず復習。・・・イエスは、ユダヤ教の何が嫌だったんだろうね?」
豚吉 「ユダヤ人だけが救われるってやつ!!」
チャーチル 選民思想デース。」
タマ子 「イエスは、すべての人が救われるようにって、思ったのよね。」
博士 「そう!そのとおりじゃ!だからこそイエスは『神の前ではすべての人が平等だ』といったんじゃな。・・・ウムウム。」
豚吉 「なんか博士が感動してるー。」
博士 「・・・よし。復習はこれまでにして、実際にキリスト教の教科書である『新約聖書』をもとにして、イエスの歴史をたどって行こう。
三人 「「「はーい。」」」
博士 「じゃあまず、質問じゃ。・・・イエスのお母さんの名前、わかる人はおるかね?」
タマ子 「私知ってるわ!マリア様よ!」
豚吉 「うーん・・・なんか聞いたことがあるような無いような・・・。」「
博士 「タマ子君のいうとおりじゃ。イエスのお母さんの名前はマリア。今ではよく、聖母(せいぼ)マリア、なんて呼ばれておることも多い。」
チャーチル 「外国では、マリア様は有名ですよネ。」
博士 「うむ。・・・ちなみに、お父さんの名前はわかるかね?」
タマ子 「それは知らないわ・・・。」
チャーチル 「・・・僕もデス。」
博士 「じゃあ教えよう。イエスのお父さんの名前はヨセフ。大工をしていた、などとも言われている。・・・そして、ある日マリアに不思議な出来事が起こるんだね・・・。」