アイスキャンデーをつくろう。


マテリアル
食塩(塩化カルシウム) 60g(100g)
氷 200g
色んなジュース 適量
試験管 数本


Let's Try!
○その1
 洗面器やバケツなどに、砕いた氷と塩を入れます。
 *氷の砕きかた
 新聞紙に氷をはさんで金づちでくだく。
○その2
 試験管にジュースとわりばしを入れ、氷の中に差し込みます。
○その3
 上手くいけば1分、遅くても5分くらいで固まります。
 わりばしを押しても動かなくなったら、試験管のまわりを手でであたためながら抜き取ると完成です。


Level Up!
どんなジュースでもおいしいアイスキャンデーを作ることが出来ます。冷凍庫と違い凍らせるスピードが速いため、サイダーなど炭酸系のジュースを入れても美味しく食べることができます。

その他、小さいラムネやグミを入れたり、ゼリー自身を凍らすのもおいしそうです。

一回凍ったあとでも、ジュースを入れ替えれば何回でも作ることができるため、一度に沢山作ることができます。


Explain 〜寒剤の利用
塩をかけると、氷が溶けやすくなります。(凝固点降下*1)

氷が溶けるときに、周りから熱を奪おうとするはたらきがあります。(吸熱反応)

この熱を奪おうとするはたらきのおかげでアイスを作ることが出来たのです。 反応が上手く進めば、塩の場合マイナス20℃、塩化カルシウムの場合はマイナス40℃近くまで温度を下がります。

こんなに冷たい温度で冷やしているんですから、すぐに固まって当然ですね。

この一連の反応を示すもののことを「寒剤」と呼び、冷凍庫が無かった時代にはこの方法でアイスクリームなどが作られました。


(*1)凝固点降下とは、不純物(ここでは塩)が混ざっている時、0℃以下になっても水が凍らないことをいいます。 水とジュースを同時に冷凍庫に入れた時、水のほうが先に凍るのもこのためです。






作成元 GLORY HOLE http://contest2.thinkquest.jp/tqj2003/60532/