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薬品名 |
クエン酸(C6H8O7) |
| 枸櫞酸 (表記違い) |
| 分子量 |
192 |
| 融点 |
135〜153℃ |
| 溶解度 |
62g/100g
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| 入手法 |
製菓材料のコーナーにあることもあります。またポットの洗浄剤として100%のものが売っていることもあります。
製菓材料コーナーにあります。
 薬剤師のいる薬局で聞いてみます。なければ注文。 |
| 値段 |
25gで210円 (日興製薬株式会社の場合) |
無臭の白い結晶状の粉。
枸櫞酸と書いてクエン酸と読みます。 枸櫞とは昔の言葉で「レモン」という意味で、ミカンやレモンに10%程度含まれているほか、多くの果物の酸味の元になっています。 (そのことからリンゴ酸や酒石酸などとあわせて果実酸と呼ばれることも)
昔は直接レモンから抽出していたのですが、現在では石油から完全に同じものを安価に合成できるため、梅干しやジャム、ジュース、ふりかけ、お菓子、ゼリー、冷菓など多くの食品の酸味料(すっぱさのモト)として使われています。 家庭でジャムを作るときなど、ほんの耳かき一杯入れると、爽やかな酸味をつけることができるので試してください♪。
梅干しをお弁当にのせるのも、クエン酸の殺菌効果によるもの。 その他、乳酸の分解を助けるので疲れを取ったり、食べ物の分解を助けたり、血液をさらさらにしたりと、最近は健康についても注目されています。 体の中には「クエン酸回路」というものもあり、生きていく上で不可欠な物質です。
悪名高い「食品添加物」の一つですが、食品添加物の中でも最も安全とされている薬品の一つだったり。
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