ここでは、普段疑問に思うけど分からなというものについて答えていきたいと思います。
Q.
いつから福神漬けはカレーに添えられるようになったの?
明治時代には多くの留学生のために
ヨーロッパ航路の日本郵船
がありました。そこの食堂メニューには
ドライカレー
があり、そこで初めて薬味として
福神漬け
が添えられるようになったのです。ちなみに、福神漬けを薬味として選んだのは「
タキサダ・サダイチ
」だといわれます。彼が福神漬けを選ぶにあたってヒントにしたのがインドの「
チャツネ
」でした。その当時は福神漬けを薬味として味わえたのが一等船客だけで、二等や三等の人たちは変わりに
タクアン
が添えられていたそうです。
Q.
レトルトカレーって全国でいくつあるの?
全国で
800種類
あるそうです。
Q.
カレーの色はなぜ黄色いの?
カレーの基本スパイスである
ターメリック
の色素が
黄色い
からです。
Q.
カレーはなぜ一日寝かせるとおいしいの?
カレーは一晩寝かせると
肉や野菜のうま味成分
が溶け出すからです。
Q.
初期のカレーは今とどう違うの?
明治の頃のカレーは
玉ねぎ
の代わりに
長ネギ
を使っており、
じゃがいもやにんじんなどの具はなかったのです
。
西洋野菜がまだ庶民に浸透していなかったからです
。また牛肉、豚肉も同様の理由で普通は食べられていませんでした。材料は主に
ねぎ
、
しょうが
、
鶏
、
魚介類
、
蛙
などを使ったようです。