オゾン層の破壊とは、オゾン層が破壊するという地球環境問題です。そもそもオゾン層とは、オゾン(O3)で構成されていて、地球から約20キロメートルの成層圏というところに存在しています。そして太陽光に含まれる有害な紫外線の大部分を吸収してくれています。
オゾン層が破壊する原因は、フロンなどの人口化学物質にあります。フロンとは、冷蔵庫・エアコン・スプレーの噴射剤などに使用されていて、大気中に放射されると分解されません。そのまま成層圏に到達して、そこでフロンが太陽光に分解されるときにできる塩素がオゾン層を破壊する原因となっています。
 
オゾン層が破壊されると、今まで吸収していた紫外線が地球上に降りてきて、我々生物や植物に影響をもたらすようになります。具体的には、皮膚ガンや、白内障の増加の可能性が増えたり、生態系にも異常がでて、絶滅する生物が出てくる可能性も出てきます。
オゾン層の破壊の国際的な対策としては、
・ モントリオール議定書
|
(フロンなどのオゾン破壊物質の生産と、使用を規定するもの。)
|
・ ウィーン条約
|
(オゾン層やそれを破壊する物質を研究することなどを規定するもの。オゾン保護条約でもある。)
|
などがあります。
私たちがオゾン層の破壊に対してできることは、まず、フロン製品を使わないこと、冷蔵庫などはノンフロン製品を購入すること。捨てるときもフロンの回収を心がけること。
まだまだあります!!がんばりましょう!!
|