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――有孔虫の殻――

有孔虫という名前を見ると、孔つまり穴。
つまり、穴がある生き物ということですね。
有孔虫の殻には小さな穴が無数にあいています。

有孔虫の殻は種類により大きさ、形、色、構造などさまざまな違いがあります。
その殻の成分は石灰質で出来ているものがほとんどです。
中には硅質で出来ているものもいるそうです。

nanikore

さまざまな形の殻は、いくつもの部屋から出来ています。
有孔虫は、最初は一つの部屋です。成長とともに、部屋の数を増やし特徴のある殻になります。

有孔虫は、有性生殖で生まれたか、あるいは無性生殖で生まれたかによって殻の形が微妙に異なります。
そのため、よほど特徴のある形でないと、素人では殻の形を見ても正確な種類は判別できません。

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