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――有孔虫の利用――

こんな生き物、何かの役にたっているの?と、思う人がいるのではないでしょうか。
実は役に立ってます。

有孔虫は何億年も前から地球上に生活しています。その長い年月の間で、 世界中に有孔虫の仲間が増えました。
するともちろん、さまざまな環境に対応しなければなりません。
そして有孔虫は、地域や時代による環境の違いに耐え、対応しました。
それが今では化石となり、残っています。
この化石を現在の有孔虫と比べて見ることでその有孔虫が生活していた環境や時代がわかるのです。
このような化石を示準化石と呼びます。
なかでも浮遊性の有孔虫は、波や海流にのり、広範囲に広がることが出来ますので、示準化石としてはなかなか良いものだそうです。

そして、示準化石として利用されている有孔虫は石油を探すのにも役立っているそうです。
環境、年代がわかるからです。

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