「止血帯法」
四肢(しし)の太い血管の損傷による出血で、 直接圧迫止血法(ちょくせつあっぱくしけつほう)では止血が困難の時に用い、 失血部分より心臓に近い側に 三角巾や包帯などを巻き、強くしばる。 この時、針金や細い紐などでしばると 血管の損傷を発生させるので、 できるだけ幅の広い物を用いる。 注意 止血帯法で長時間しばったままにしておくと、 筋肉、神経、血管などに損傷を生じるので、 30分ごとに1回緩めるようにする。