1863年(文久3年)2月23日
−浪士たち、京に到着−
将軍警護のために幕府が集めた浪士、230名余り。
浪士たちは夜明けと共に大津を出発して朝の四ツ(10時)に京に入った。
そして壬生に到着した浪士たちはその日の夜、清河八郎から新徳禅寺に召集される。
本堂での清河の演説で、浪士組の真の目的は天皇による攘夷を実現することだということを聞かされた
。
将軍を警護する目的だったのに倒幕論を唱えたのだ。
そして大多数の浪士は清川に従い江戸に戻ってしまう。
しかし近藤率いる試衛館道場のメンバー、水戸藩士の芹沢鴨率いるメンバーらは京都に残留することになる。
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