食事
アイヌの食事は朝と夕方の二回。
昼食は不定期にとっていました。
主食は個人の器に様々な具を入れて、汁をかけるという個人用鍋みたいなものでした。
食料としては漁で得た魚、マスやサケなどです。
他には、山菜なども使っていました。 また。
彼らは、飢饉や年を越すための食料として、「プ」と呼ばれる倉庫に貯蔵していました。
サケなどは、薫製(くんせい)にし、貯蔵されました。

私たちが白老へ取材で行った時、サケの薫製が売られていたので食べてみました。
やはり手作りの上に伝承されてきたものなのか、とても深い味がしました。


↑左・器とアイヌ料理。右・サケの燻製を干しているところ。

モドル 目次 ススム