正解!!! 答えは、「ウ」なんだよ。 日本人は、遅くとも室町時代、つまり中世から、北海道で昆布がとれることを 知っていたので、広く食べていました。昆布の他にもニシン、サケなどもそうです。 これらのものは古くから北海道から京都に輸入されてきたのです。 北海道のアイヌの人々は、魚の内臓を取り去って(=身を欠いて)、よく乾燥して 保存すれば一年中食べられるようになることを知っていました。 そこで、腐りやすいニシンも身欠きの状態で、京都まではるばる運ばれてきたのです。 いまでも京都のそばやさんには「にしんそば」というメニューがありますが、 その「身欠きニシン」を乗せたそばが好まれるようになって、 いつしか京都の名物のようになったのでしょう。 ススム |