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□非同期軌道スカイフック(2)
non-synchronous orbital skyhook
この非同期軌道スカイフックは地球の周りを上下するので最も地球に近くなるときは、大気圏の上部に突入します。 そして、最も地球から離れるときは、地球の重力をほとんど受けない位置に存在するので、そこからロケットを発射すれば、目的地で減速する以外にほとんどエネルギーを必要としないのです。 このように非同期軌道スカイフックは静止軌道エレベーターより、遠心力の影響は避けられないものの、長さが短くなるので、金銭面を多分に含む制約は少なくなると考えられます。 また複数の地球周回軌道上にスカイフックを置いて、それらを使ってペイロードのやりとりを行う大規模なボロ・ステーション(bolo station)と呼ばれる考えも考案されています。
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