異常気象



いま、異常気象が地球規模で問題となっています。
気象庁では、平常の状態から大きくかけはなれた気象状態や天候を、異常気象といいます。 平常の状態の尺度には、最近の過去30年間の気象要素の平年値が用いられます。
世界気象機関では、「平均気温や降水量が平年より著しく偏り、その偏差が25年以上に1回しか 起こらない程度の大きさの現象」を異常気象と定義しています。
異常気象は、多くの場合気象災害を伴い、人間生活に大きな影響をもたらします。 20世紀ころから、工業化、文明化が急速に進行して異常気象が多く起こるようになりました。

異常気象には次の三つの場合があります。
  @一日ぐらいの短期間に、社会に大きな影響を及ぼす気象現象。
  A一ヶ月以上にわたって、平年から著しく偏った天候
  B月々の気温や降水量の平年値からの偏りはそれほど大きくないが、
   同じような偏りの傾向が何ヶ月も続くような天候。


異常気象の原因