災害後の生活

出所:災害に備えるなら

一度震災に見舞われれば、
元の町並みに戻るのは長い年月がかかります。
その間、どのように町を元へ戻していったのでしょうか。
基礎知識/地震の対策/ライフラインの復旧
Q:次のうち、ライフラインが復旧される主な順番は??
A:電気→水道→ガス 正否・回答
文字にマウスカーソルを合わせるとここに答えが表示されます。
B:電気→ガス→水道
C:水道→電気→ガス
D:水道→ガス→電気

ライフラインの復旧
地震が落ち着き、復旧工事として最初に行われることです。
水がなければ生活できませんし、電気がなければ作業も進みません。
まずはこれから、といった感じですが実際には復旧が遅れています。
阪神大震災の分析からいうと電気の復旧が最も早いようです。
1週間位で復旧した電気に比べ、水道は1ヶ月以上かかっています。
電気8日後、ガス13日後、水道40日前後です。
もし、家が倒壊せず無事位の地震ならば、
電化製品が役に立つかもしれません。

避難所
家が壊れれば、復旧するまで帰る場所がなくなります。
ライフラインが復旧するまでは寝泊りするぐらいしかできませんが、
重要な場所です。周りとうまくやっていきましょう。

困った時はお互い様。こんな時こそ助け合いましょう。
暗い話をするのはやめましょう。愚痴っても何も変わりません。
ただ、いくら知人同士でも流れてきた噂は信じないようにしましょう。
変に踊らされることになってしまいますので。

避難所の生活
避難所では、普通の人が最低限度の生活を行うしかそろっていません。
つまり、障害者など普通に生活できない人にとっては、
生活できないことになります。
また、復旧作業も金のあるところ(大企業機関)から行われ、
半年以上家へ帰れない人もいます。
自分で最低限度の物をそろえて、
逃げ出す時に持っていく物や避難経路は予め決めておいてください。

ライフラインが復旧されても建物が直るにはまだ遠く、
元の生活に戻るにはまだまだ時間がかかります。
その間、避難所での生活になるだろうし
満足に飲食物もそろわないかもしれません。
これからでも、地震で嫌な目にあわないように
地震に強い家や非常用具など、対策しておくことをオススメします。



考察:
地震の復旧作業で最初に直されるのが電気だというのが意外でした。
作業に機械を使う目的もあるからでしょうか。1週間はかかりますが。
それでも水が来るまでには1ヶ月以上かかるし、
避難所生活をやめるのも遠く見通しがつくものではありません。
食料や用具はとても大事です。
また、避難所ではあふれんばかりの人がいて休むこともままなりません。
それでも落ち着いて周りに流されずに時を待たなければならないのが辛いです。


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