地震で1日が短くなる?! |
・時間の流れは変わるのか?
難しい話なので、簡潔に話します。
「相対性理論」というものに基づいた考え方をすると、
「動きが早くなると、その動いてるものは時間の流れが遅くなる」
相対性理論を説明しているととんでもないページになるので、
地震対策のサイトなので、相対性理論については載せていません。
ただ、物が動くと時間の流れが変わると思ってください。
しかしこれはあくまで「理論」であり、
光の速度(1秒で地球数周できるほど)の速さでないと、
目に見えた時間差はできません。
つまり、「わずかに」ですが
地球の自転の早さが変化すると時間の流れも変化するらしいです。
らしい、というのは体感なんかできない誤差なので解らないのです。
・地球の自転速度が変わった?!
結論から言うと、変わりました。
スマトラ大地震により、地殻にめりこんでいったのです。
つまり、
「大地がわずかに低くなったことによって地球がわずかに小さくなった」
ということです。
回転運動では、半径が小さい方がスピードがあがります。
スケートジャンプを想像していただければ、
手を広げるより丸めた方がスピード感が出るのはお分かりでしょう。
つまり、地震によって地球の自転の早さが変化したのです。
・1年が365日ではなくなってしまう?!
光の速度でやっと時間差が目に見えるようなものが、
地球が多少小さくなって加速したぐらいの時間差じゃ、
気づく人はいません。
1日が268/100,000,000秒短くなったとしても、
私生活にはなんの影響もでません。
少なくとも、私たちが生きてる間に大きな変化はありえないでしょう。
結論:確かに1日が短くなったが生活への支障は全くでない。
変な心配は無用です。