高僧ラビ
関連国[イスラエル]
ラビとは、ユダヤ教において宗教的指導者であり学者でもあるような存在でした。
ヘブライ語ラッビー rabbi とはラブ rabh「師」の派生語であり、「わが師」という形です。
イツハク・ラビンやラビノヴィチ Rabinowicz というような姓にある「ラッビーン」はアラム語の複数形です。
またアラム語ラッバーン rabban「チーフ・ラビ」は、サンヘドリン長に与えられた、ラビよりも上の称号です。
ラビを呼ぶときは「ラビ・○○」というように姓の前にラビを付けて敬意を表します。
ラディノ語のハハム chakham はアラビア語のハキームに対応し、イスラム圏での学者や医者もやはり「賢者」と呼ばれました。
なお、アラビア語でハーキムとなると知事を意味します。
●○国旗への用いられ方○●
イスラエルの国旗に使われている青色と白色は、高僧ラビが用いていた肩掛けの色が元になっています。