前の日 一覧に戻る 次の日

スリランカの旅

                  

なんかかっこいい国旗だね!

うん。剣を持つライオンはシンハラ王朝からのシンボルで、王家がライオンの子孫だったっていう建国神話に基づいてるんだって。
すみっこにある4枚の葉っぱは、菩提樹【ぼだいじゅ】で、黄色と共に住民の7割を占める仏教徒を表してるの。
菩提樹は、仏教を開いた釈尊が、この木の下に座って悟りを開いたと言われてて、神聖なるものと思われてるんだよ。
左側のイスラム教、またはムーア人を、オレンジ色ヒンドゥー教、またはタミール人を表してて、全体でシンハラ人の仏教徒と他の宗教・民族の友好を表してるみたいだよ。

この国旗にはすごく深い意味があったんだね。

スリランカは、16世紀からポルトガル、オランダ、イギリスの植民地支配を受けて1948年に独立したんだよ。
国名は「セイロン」だったんだけど、1972年に変えたんだって。
仏教は紀元前3世紀に伝来されて、衰退したんだけど、反イギリスの民族主義と結びついて復活したの。
でも、ヒンドゥー教のタミール人の過激派が独立運動を起こして、2003年まで内戦状態が続いてたんだよ。

長い間内戦状態だったんだね。国名はどういう意味なのかな?

スリランカは、シンハラ語で「聖なる光り輝く島」っていう意味なんだって。

前の日 一覧に戻る 次の日