アンコールワット
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[カンボジア]
アンコール・ワットはカンボジアのシェムリアップ付近にあるアンコール遺跡の中で最も代表的な石造建築のヒンドゥー教寺院遺跡です。
アンコール遺跡の1つとして世界遺産に登録されています。
12世紀前半に、アンコール王朝の王、スーリヤヴァルマン2世によって建築されました。
そして、ジャングルの中に忘れ去られたその遺跡を、1860年フランス人の学者アンリ・ムーオが発見します。
現在でもカンボジア国旗の中央にデザインされるなど、カンボジア人達にとっての象徴です。
寺院全体は、南北1,300メートル、東西1,500メートルの堀に囲まれています。
堀には西大門に向けて石畳の表参道が伸びていて、西大門は三つの塔があります。
西大門をくぐると、参道の両脇に2つの経蔵と2つの聖池があります。
また、江戸時代にアンコール・ワットを訪れた武士、森本右近太夫の落書きも残されています。