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フリクソスと妹ヘレは継母に殺されそうになっていました。
国を追われていた、ほんとうの母ネフェレーは、
大神ゼウスに「子供達を守ってください」と祈りました。
そこで大神は毛が金色に輝く羊をネフェレーに贈らせました。
ネフェレーは2人の子をその背に乗せ、国から逃げ出させました。
羊は空高く飛んでいったのですがあまりに速かったため、 妹ヘレは目がくらんで海峡に落ちておぼれてしまいました。
1人で黒海の東岸コルキスに着いたフリクソスは、その羊を大神に生けにえとして供え、その金毛の皮をコルキスの王に贈りました。
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