<ギリシャ>
弓を射る馬人


馬人はほら穴に住み、猛悪なものもありますが、
多くは善良で人間と親しく交わっていました。

いて座となったケイローンは元々人間だったのですが、
妻の妬み深いのを嫌って、それから離れるために自ら馬人になったのです。

ケイローンは後の戦いで、ヒドラ(水蛇)の毒を塗った矢でヒザを射られます。
彼は不死身だったのですが、それを英雄プロメテウスに譲ったので死にました。

大神ゼウスはそれを惜しんで星の間に置きました。
これがいて座であると伝えられています。



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みずがめ















<中国>
箕宿(きやど)と風の神


「箕」はモミをふるう「み」のことで、
矢から下の四つの星の描く四辺形が
右へ開いているのをそれと見たのです。

そして、ここを風伯(風の神)の居る所と考えていました。




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