■大昔■
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昔から、人々は星空をながめて、いろいろなことを想像してきました。
はじめのうち星座を作るのは、ただの遊びみたいなものでした。 その頃ギリシアでは神話が作られ、語り継がれていました。彼らは自然の物の中に神を見て、無数もの神を生み出していました。
そしてギリシア人は自分たちの神話や伝説を、メソポタミアから入ってきた星座とむすびつけ、さまざまな物語を作りだしました。
これが |
■大航海時代■
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それから幾千年の時を越え、時は15〜16世紀・大航海時代。
人々は遠い海まで航海できるようになったため、今まで知らなかった星を見ることができました。
この時代の人たちは、シュメール人たちが知らなかった星たちを初めて目にしたのです。 そして当
時の天文学者たちは、我こそはと先を争そって新しい星座を作り始めました。そうしているうちに星座の数は膨大に膨れ上がり、空は乱雑に区切られてしまいました。
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■近代■
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そこで、1930年に世界中の天文学者が集まって、星座を整理しようと決めました。その時に決められたのが、今でも使われている
88個
の星座なのです。 |