<ギリシャ>
悲しきイオ


この牛は、河の神のイナコスの美しい娘イオです。
ある日川べりで大神ゼウスとイオがたわむれているのを、
ゼウスの后ヘラ が見つけて空からおりてきました。
大神はあわててイオをめ牛の子に変えました。

しかしへラはその牛を怪しい とにらんで、
無理矢理ゼウスから譲り受け昼も夜もイオを苦しめました。

ゼウスがイオを逃がしましたが、
執念深いヘラ は様々な手を使って追います。

イオは逃げ回ったあげくエジプトにたどり着き、
ようやくヘラの怒りもとけてもとの姿となり 、
そこの王妃になって幸福な一生を送ったといわれています。




<< もどる














<インディアン>
星になった子供たち


星月夜にインディアンの7人の子供が、森の中で
手をつないで星の歌を合唱しながら踊っていました。

すると、星がそれに見とれて目をパチパチさせたので、
子供たちは空へ上って行ってすばるになりました。

けれど、1人だけは下界を恋しがって泣いています。
その星だけはよく見えないと伝えられています。




<< もどる

おうし