<ギリシャ>
牧神の化身


ある日、神々がナイル川の岸で酒盛りをしていると、
怪物ティフォンが姿を現しました。
神々は慌ててさまざまな形に姿を変えて逃げました。

森の神パーンも川へ飛び込んだの ですが、
水にひたった部分は尾がはえて魚になり、それ以外の部分は山羊になりました。

この出来事の記念に、大神ゼウスはその形を星座に伝えました。

ギリシャ人はこれをパーン星座と呼び、神々の門で、
人間はここをくぐって天国に昇ると信じられていました。




<< もどる
わし