人と住まいの関係>人と住まいの温熱環境>

人と住まいの温熱環境

最近、「地球温暖化」「京都議定書」「オゾンホール」などは新聞紙面や テレビでよく見るよね。これらと住まいは、密接に絡んでいるんだ。床や壁、 天井、屋根などに断熱材(エネルギーの通過を遮る材料)を使ったり、窓に断 熱サッシや二重ガラスを使うことによって冷暖房機器の効果も良くなるし、気 密度を上げることによって(隙間を少なくすること)冷気や暖気を逃がさない ようにできるんだ。こんなふうにして、冷房エネルギーを節約できるんだ。

冬を暖かく夏を涼しく過ごせるように工夫することは、住まいを地震、火事 、劣化などから守るのと違って、室内での居心地を体感的に良くすることにな るため個人差があるけれども、技術上かなり進歩しているんだ。 住まいの外部と内部を熱的に遮断すること(断熱)、 内部を気密化して換気量をコントロールできるようにすること(計画換気)、 夏場の日射を有効に遮蔽すること(日射取得)が大きなポイントなん だよ。人が快適に過ごせる住まいを造るっていうことは、地球温暖化防止に寄与するともいえるんだね。

←人と住まいの維持管理へ 「人と住まいの関係」に戻る 人と住まいの空気環境へ→