Studio ついんくる ||Lesson-Lesson9 文字の発展編||

Lesson9 文字の発展編

横と縦

今まで私達は横書きの文字を表示させてきましたが、KAG3では縦書きを行うことも可能です。 縦書きを行うときは、
[position vertical="true"]
視界は256からフルカラーに変わった。[l]
positionタグの追加記述verticalを使用します。 このタグは、メッセージレイヤーの見た目に関して設定できるタグです。 縦書きの設定を行った場合、半角文字列の表示について注意が必要です。 このページでは他にもいくつか、文章体裁についての タグを説明していきます。


フォントの設定

私達が目にする出版物の文字にはフォントが設定されています。ここではKAG3でのフォントの設定を行います。 設定ができるフォントには、フォントファイル名、文字色、サイズ、太字、斜体、影つき文字、縁つき文字です。 これらを順に記述していくと、

文字[r]

[font face="Verdana"]
文字[r]

[resetfont]
[font color="0xFF0000"]
文字[r]

[resetfont]
[font size="30px"]
文字[r]

[resetfont]
[font bold="false"]
文字[r]

[resetfont]
[font italic="true"]
文字[r]

[resetfont]
[font shadow="true" shadowcolor="0xFF0000"]
文字[r]

[resetfont]
[font edge="true" edgecolor="0xFF0000"]
文字[r]

このように表示されます。ちなみに太字は標準で有効になっているので、 追加記述boldでは太字を無効にしています。 今回使用しているfontタグフォントを一時的に変更するもので、 上のソースで各所に見られるresetfontタグ を使えば設定を解除することができます。 標準状態のフォントを設定するにはfontタグの代わりに deffontタグを使用します。deffontタグもfontタグも記述の方法に ほとんど違いはありません。
フォントの設定に関しては、特にフォントファイルの指定について気をつける必要があります。 なぜなら、自分のパソコンにあるフォントファイルが必ずしもユーザーのパソコンに存在しているとは限らないからです。 KAG3はWindows環境で動くゲームを制作するので、Windowsの標準フォントを使用するか、自分で制作した レタリング済みフォントを使用することをお勧めします。


Tip

フォントの設定の一時的なものと標準のものには使用上どの様な違いがあるのでしょうか? もちろん見た目上は何にも変わりません。しかし、使い分けるとフォントを色々と変更した後に、元に戻す作業がすぐに済むのです。 下の例も合わせてご覧ください。

プエルタとは?[l][r]
スペイン語で[font color="0xFF0000"]ドア[resetfont]って意味です。

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